こんにちは、つみれです。
先日、Kindle Paperwhite (電子書籍リーダー)を購入しました。
今まで読書といえば、「紙の本こそ至高」だと思っていたので電子書籍については購入の検討すらしていませんでした。
ですが、紙の本とは違っていろいろと便利だというので Kindle Paperwhite 買っちゃいました☆
2ヵ月ほど使ってみただけの、Kindle 初心者が使用感を雑多に書いてみましょうという思いつき感マックスの記事です。ふっへっへ。
それでは、さっそく記事を書いていきます。
この記事を書いてから2年経った2020年、私はもはや完全に Kindle派になっています。便利すぎ!
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目次
Kindle 読書のすすめ
Kindle Paperwhite のいい点、メリット
目からウロコの Kindle Paperwhite 生活。
買ってよかったなあ、という点をまとめてみたぞ。
目が疲れないぞ
スマホにしてもパソコンにしても、長時間使っていると目が疲れてしまいます。
なぜか?
それは最近流行りのLEDディスプレイからはブルーライトという光が出ていて、これが目に強すぎるためなのです。
スマホやパソコンに搭載されている通常のLEDディスプレイから出ている光はバックライトといって、画面の後ろから目に向かって光を当てます。
ドラクエでいえば、敵が使ってきたベギラマです。(わかりにくい)
それに対して Kindle Paperwhite の光はフロントライト方式といい、ライトが直接目を照らさず、ディスプレイ側に向かうように光を照らしています。
ドラクエでいえば、味方が使ったルカナンですよ。(わかりにくい)
わかりやすく言ってしまうと、光が前から向かってくるか、後ろから射しているかの違いということです。
これで目が疲れるかどうかに違いがでてくるんですね。なるほど。
読書というのは、場合によってはかなり長時間の戦いになりますから、疲れ目予防ができるというのはすばらしいことですね!
本当に目が疲れにくくて重宝しています!
Kindle自体はスマホアプリでも使用することができますが、Kindle端末のほうが目に優しいので私はそちらばかり使っていますね。
文字が見やすいぞ
これ、すごいんですよ!
「紙のように読みやすいEインク使用」
小難しい技術的な話はよくわかりませんが、「電子ペーパー」という技術で、とにかく紙のように読みやすいんです。
画面にインクで直接印字しているかのような読みやすさです。
これ、感動ものですよ!
何冊でも持ち運べるぞ
読書というのは飽きとの戦いでもあります。
つまり、飽きたら別の本を読みたいじゃないか( ̄▽ ̄)
ということで、私は外出するとき、常に複数の本をカバンに入れていきます。
そうすると何が問題かというと、カバンが重くなるんですよ!
疑問を差し挟む余地すらない単純明快な事象ですね。ニュートンも真っ青です。
一度、同僚から「腕でも鍛えているのか?」と言われたくらいです。違いますよばか!
Kindle Paperwhite のストレージ(記憶装置のことだよ)は容量4GB。
システム使用域を考慮すると、実際に使えるのは約3GB。
3GBというのは、3,000MB、つまり3,000,000KBです。
私が最近読んだ有栖川有栖『朱色の研究』Kindle版は、421ページでファイルサイズが1,087KB。
画像多めの堀江貴文『多動力』Kindle版では、193ページでファイルサイズが20,258KB。
あとは算数の問題ですよ!!
本によってファイルサイズがさまざまなので一概には言えませんが、数十冊から場合によっては数千冊は入ってしまう計算になります。
しかも、端末に入りきらなくなっても、一度購入した書籍はクラウド側で保存されていて、いつでも再ダウンロードできるので、「持ち運び」という観点を捨てれば実質無限に保存できます。
※クラウド・・・外部にあるサーバーにネットワークごしに接続してサービスを利用できたりすることです。
腕を鍛えているのか?と言われたときは、ハードカバー1冊に文庫本2冊をカバンに入れていたときのことですから、これは結構な重さです。
Kindle Paperwhite は重量205g。私の場合、カバーを付けていますのでその重量118gを足しても323g。
何冊ダウンロードしようが、500mlのペットボトル以下で済むのです。
画面に触れればページ送りもできますから、片手で読書できます。
これはうれしいですね!
外出するときは、とりあえずKindle端末さえ忘れなければ退屈知らずです。
とにかくセールなどでKindle本が安く買えるときに気になっていた本をまとめ買いしています(笑)
すぐ買えてすぐ読めるぞ
基本的には電子書籍を Kindle Paperwhite にダウンロードするというのが、「本を買う」という行為に当たるわけですが、実は端末のモデルとして2種類から選ぶことができます。
- Wi-fi
- Wi-fi + 3G
普通の Wi-fi の場合は、自宅などのWi-fi環境を利用して書籍ダウンロードを行うというもの。
3Gの方は、それに加え、月間の容量制限つきでどこでも書籍ダウンロードができるというもの。そのかわり端末のお値段がお高い。(通信費用はかからない)
私は、自宅にWi-fi環境が整っているし、基本的に外出時の書籍ダウンロードはしないだろうと思って、Wi-fi版を購入しました。
これの何が便利かというとですね。
自宅でふと「本がほしい」という衝動に駆られることがあります。(私はあるんです!)
そんなとき、本屋に走るというのは意外に面倒くさいです。
すでに夜中で本屋が閉まっているということすらあります。
そう、Kindle Paperwhite へのダウンロードは環境さえ整っていれば、いつでもできます。
雨が降っていようが、槍が降っていようが、夜中で本屋が閉まっていようが、関係ないのです。
すぐ買えてすぐ読める。散財フラグがオンになってしまいますね。
これが本当に便利。
「読みたいと思ったときにすぐ買って読める」利便性は相当高いです。
付箋とかメモも使えるぞ
私も紙の本を読むときは、付箋を常備していました。
裏表紙に付箋を15枚程度貼っておいて、いい文章に出会ったら、そこから1枚はがして貼るんですね。
メモもね、付箋に書くわけです。
あとから読み返すとき、重要なポイントがわかりやすいし、プロの本読みっぽくてカッコいいでしょう?
私は形から入るタイプなんですよ。
この付箋に代わる機能が、Kindle Paperwhite にはあるんです!
「ハイライト機能」といいます。
ディスプレイに表示されている文章を指でなぞると、マーカーで印をつけたみたいになるんです。(ただし、思い通りの箇所に調整するのに若干のコツがいる)
さらにKindle Paperwhite に搭載されたソフトウェアキーボードでハイライト部にメモを書くこともできます。(ただし、文字入力に若干の慣れがいる)
この箇所をあとから検索できるので、実質付箋と同様の使い方ができますね。
さらに最近知ったのですが、このハイライト+メモを自宅のパソコン上で書籍単位で検索表示することができます。
これは、書評ブログをやっている人には強力な武器になります。
引用箇所を一瞬で転記することができるからですね。無敵かよ。
書評ブログをやっている身からすると、もうこの機能は神すぎます。
この機能があるので、私はもうKindleを手放すことができません。
辞書まで付いているぞ
本を読む醍醐味の一つは語彙が増えることといっていいでしょう。
わからない言葉にぶつかったら、辞書で調べたり、パソコンで検索したりして、使える言葉を増やしていく。
これこそ読書における大人のたしなみ、つまり比類なきカッコよさ(ひどい語彙力)です。
これがね。一瞬で辞書検索できるんですよ、Kindle Paperwhite では。
Kindle 上でわからない言葉にぶつかったら、その言葉を指でなぞる。(ハイライトと同じ感じです)
すると辞書がバーンと開いて、意味をドーンと教えてくれるって寸法です。便利すぎか。
実は辞書機能自体はそこまで使っていません。
ただ、文字検索ができるのが非常に便利です。
「このキャラクター、以前出てきたけど誰だっけ・・・」みたいなときに、人物名で検索をかけると、一瞬でそのページにジャンプできるという神機能です。
前の登場シーンを探すのにページをパラパラやる無駄な時間を省けます。
紙の本よりちょっと安いぞ
Amazon Kindle版の書籍というのは、紙の同じ書籍と比べてちょっとだけ割引されていることが多いですね。
しかし、塵も積もれば山となりますから、一ヵ月に何冊も本を買うという人は、その浮いたお金でもう一冊くらい買えるかもしれませんよ!(普段からお安めの中古本を買っているもんねという人のことは華麗にスルーさせていただきます)
しかも、50%オフとかのフェアを結構やっていたりして、運が良ければ相当お安く買えてしまうんです。
私も「Kindle 日替わりセール」のチェックは毎日やっていますよ。
この記事を書いてから2年。
「Kindle 日替わりセール」のチェックは今でも日課です(笑)
新聞も読めるぞ
これはちょっと例外的な使い方になりますが、「日経電子版」を契約している人はcalibreというソフトをパソコンに導入することで、Kindle端末と新聞データを連携させることができるようになります。
具体的に言うと、パソコンにインストールしたcalibreを使って日経電子版のデータを取得し、Kindle端末に転送するという手順になります。
私は新聞を朝の電車で読みたい人間ですが、なにしろ日本の新聞は満員電車の敵と言ってもいいくらいバカでかい。
新聞をガサガサやって読みたい箇所を探しているうちに、隣のダンディなおじさまの眉間にしわが寄ってしまったなどということになったら、これは日本の平和の危機というものです。
Kindle Paperwhite という小さな端末で新聞を読めば、そんな不快な一コマとは出くわすことがないでしょう。
なにより、この優越感、たまりませんな( ̄▽ ̄)
欠点は、自動でKindle端末に配信されるわけではなく、最低限パソコンの電源がついていないといけないということでしょうか。
パソコンの電源さえついていれば自動で配信されるような設定もできるようですが、正直私には難しすぎましたので、毎日手動でKindle端末への転送を行っています。
これをKindle正規のサービスにしたら需要があると思うんですが、やはり難しいのでしょうか。
Kindle Paperwhite のよくない点、デメリット
もちろんここは要改善なんじゃないのかね、Kindle Paperwhite 君。という箇所もあります。
ざっとまとめてみましょう。
欲しい本のKindle対応版がない
せっかく Kindle Paperwhite を買ったのに、読みたい本がKindle対応していない。
本によっては、こういうこともあります。
このあたりは自分の読書の傾向などと照らして、どの程度自分の好きな本がKindle対応しているのか事前に調べておくことをおすすめします。
ページ数という概念がない
厳密にいうと、ページ数という概念自体はあるのですが、対応していない本が多すぎるということになります。
どういうことか、順をおってご説明いたしましょう。
Kindle には文字の拡大縮小機能というのがありまして、文字を自分の見やすい大きさに調整することができるのです。
このこと自体はすばらしいメリットなのですが、これはつまり文字の大きさによって本でいうところの1ページに収まる文字数量が変わってしまうということです。
これを解消するために本のページ数とは異なる位置No.という独特の概念によって、読書の進捗やハイライトの箇所を管理することになるのですが、これはこれで困ることがあるのです。
本のページ数というのは、読書進捗の管理とか、どこになにが書いてあったかの管理だとかで使う他、他人との意思疎通にも使うんですよ。
例えば、学校の先生が国語の教科書を開いてくださいというとき、必ず、「56ページを開いてください」と言いますね。
このページ数が位置No.でいうとどこなのかという単位の変換が効かないので、Kindle ユーザーは「え、どこ?」ということになってしまうのです。
これは例えば、課題本形式の読書会などで文庫版を持ち寄って語り合うようなシーンにおいて、意思の疎通に重大な齟齬を生んでしまいます。
これはねーー、何らかの形でページ対応をさせるべきだったと思います。(している書籍もあるようです)
例えばブログや論文などに書籍からの引用をするなどというときも、何書籍の何ページということを明記しなければなりません。
位置No.という概念はそれに代わる効力を持ちうるのかという問題も発生しますね。
今からでもこれは少しずつ整備していくべきなのでは、と思います。
労力や費用がどの程度かかるかということを全く知らない人間の無責任な意見ではありますが。
同じ理由で巻末などに載せてある「索引」などもほとんど意味を成しません。
Kindle端末の検索機能でどこまで索引機能をカバーできるかということになりますね。
モノクロである
色が重要な書籍というのがありますよね。
大事な箇所は赤文字、注意すべきところは黄色マーカーが引いてある、などなど。
このあたりの色の属性がほとんど失われ、モノクロ印刷したかのような画面になります。
買う本の種類によっては、かなり読みづらいということにもなりかねませんので、注意が必要です。
貸し借り、進呈ができない
紙の本のいいところは、読み終わった本を友人に貸したりあげたりできることです。
これがKindle端末にデータとしてダウンロードする形式をとるKindle版書籍では実現不可能です。
まあ、買った本を他の人に無料で貸し出すというのは経済的にどうなのか、という問題もありますので、なんとも言い難いむずかしい問題ですが、そういうやりとりで広がる世界もありますからね。
この問題はこの程度にしておきましょう( ̄▽ ̄)
ポピュラーハイライト機能
誤解を生んでしまうので、早めに解説をしなければなりませんが。
このポピュラーハイライト機能というのは、上で説明したハイライト機能の延長線上にある機能です。
自分がハイライトした箇所(付箋を貼った箇所的な意味)が他のKindleユーザーと共有されるという機能。
つまり、みんなが気になった箇所や注目した文章を知ることができるというすばらしい機能です。
なにがデメリットなのよ?
そう思いますでしょ。
ミステリーを読んでいるときに事件は起こりました。
怪しい伏線と思われる箇所がみんながつけたハイライトによって存在をアピールしてくるんです。
もうちょっと伏してくれ。
もう怪しい箇所が読む前にわかってしまう(笑)
下手すると、犯人が序盤で推測できてしまう(笑)
おい!やめろ!!!!!
私は心の中で叫び、この機能を泣く泣く封印したのです。(機能オフは簡単にできます)
ミステリーを読んでいるときにはこの機能を封印し、例えば自己啓発本などを読むときには機能を解放するというのが、個人的にはおすすめの使い方になりますね。
Kindle Unlimited で本が読み放題!
こんなにすばらしい端末を手に入れてしまったら、本をたくさん読みたくなってしまいますね?
なんと、月額980円で、本が読み放題になるサービスがあるんです。
Kindle UnlimitedというAmazonのサービスです。
ビジネス書、雑誌、マンガなど合計200万冊もの書籍が読み放題になります!(2020年4月現在)
最初の一ヵ月は無料体験ができますので、試しに使ってみることをおすすめします。
合わないなと思ったら無料期間のうちに退会することもできますよ。
無料期間の間にどんな本が読み放題になっているのか確かめてみて、一ヵ月980円ならお得だな!と感じられたらサービスを引き続き使用するのがいいと思います。
終わりに
なんだかんだ書きましたが、これからはなるべく Kindle で本を読みたいなあくらいに意識はかわりました。
なぜかって、それはやはり便利なんですよね!
上に書いたデメリットをメリットが遥かに上回っている使用感です。
使い始めてから2ヵ月程度の初心者キンドラーですが、もう少し勉強して便利な使い途を模索してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
つみれ
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