こんにちは、つみれです。
私は読書が大好きですが、それと同時にとても飽きっぽいです。
どんなに読書が大好きでも、長時間同じ本を読み続ければ飽きてしまいます。
では、飽きるとどうなるのでしょうか?
眠くなるんです!
睡魔に負けて潔く眠るのはとても気持ちいいのですが、貴重な休日にそれをやってしまって、目が覚めたら夜8時!これは絶望です。
200ページ読むつもりだったのに20ページしか読めていないから読書計画は大いに狂うことになるし、明日仕事なのにまったく眠れないという二重の苦しみが襲ってくることになります。絶望ですね。
私と同じく、このような悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめの読書法があります。
それが「並行読み(並行読書)」です。
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並行読み(並行読書)のすすめ
並行読みとは
読書というと、一冊の本を読み終わったら次の本を選ぶというようなイメージがあるかもしれません。
この一冊集中の読み方が向いているという人はそれでいいのです。
しかし私は集中力が続かず、この一冊集中主義は向いていませんでした。
読書をしたいけれど思ったようにはかどらないということはよくありますよね。
一冊の本を集中して読んでいると、私のようにすぐ眠くなってしまい、いつの間にかページの間に指を挟んだまま夢の世界に旅行に行ってしまうというそこのあなた!
そんな方におすすめしたいのが「並行読み」です。(「並行読書」とも言います)
並行読みは、複数の本を同時期に読み進めるという読書法です。
私は飽きっぽく一冊の本を集中して読むのが苦手だったので並行読みを試してみたところ、これが集中力の持続に有効でした。
だから、基本的には二冊以上の本を同時進行で読み進めています。
飽きてきたら用意していたもう一冊に切り替えれば、気分もリフレッシュされ、気持ちよく読書を続けることができます。
また、楽しい趣味も義務感が発生すると途端につまらなく感じてしまうものですが、読む本が複数あると、選択する余裕が生まれるので、この義務感が軽減されます。
以上の理由から並行読みをおすすめします。
全く異なるジャンルの本を選ぶ
並行読みの本の選び方としておすすめなのは、まったく異なるジャンルの本を選ぶことです。
これは私が最もよく使う技。
私はミステリーと歴史ものが好きなのですが、読みたいジャンルの比率でいうと、ミステリー60%・歴史40%みたいな日があります。
そんな日には、通勤カバンにミステリー小説を一冊、歴史小説を一冊忍ばせます。(歴史ミステリーを一冊忍ばせるというウルトラCもありますが、本記事の趣旨と異なるので割愛します)
別ジャンル並行読みのいいところは二つのストーリーが頭の中でごっちゃにならないところです。
これが二冊とも戦国時代の小説を選んでしまったりすると、最悪、「あれっ、明智光秀くん、君はさっき死んだよね?」みたいなことになり収拾がつかなくなります(経験あり)
私は、行きの電車ではミステリー、帰りの電車では歴史もの、などというように、行き帰りで別々の本を読むことが多いです。(この行き帰りで読む本を変える並行読みはおすすめです)
もちろん行きの電車で読みかけのミステリーが解決編にさしかかり、続きが気になって帰りに同じ本を読むということもあるでしょう。それはそれでいいのです。
集中できる本があるならそれに集中するのが、読書としては一番効率がいいです。
同じジャンルの本を選ぶ
上の項目と矛盾しているじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、同じジャンルを選ぶ方法もあります。
たとえば私には歴史ものしか読みたくないという日があります。
そういう時にどうしているかというと、ごっちゃにならないような二冊の歴史小説を選びます。
例えば、下記のような感じです。
- 「戦国時代(日本)」と「幕末(日本)」→時代の違い
- 「三国志(中国)」と「幕末(日本)」 →国の違い
このように選べば、二冊の本の内容が頭のなかでごっちゃにならず、上で挙げた例のように、死んだはずの明智光秀が復活してしまう恐るべき現象などを防ぐことができます。
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ロケーションで読む本を変える
読む場所に注目し、外出時は持ち運びしやすい本、家ではページ数の多い本や重くて大きい本を選ぶ方法もありますね。
外出時や電車での移動中は文庫本を読み、自宅に帰ってきたら単行本を読む。
これは本当におすすめの並行読みで、私もよくやっています。
※追記
Kindle端末を購入してから格段に並行読みがしやすくなりました。
端末一つのなかに何十冊もの本が入るのは、並行読みという観点ですさまじいメリットです。
終わりに
読書という趣味はかなり気分に左右されるところがありますから、いざページを開いてみると思ったよりはかどらない、なんてことも多いです。
本は読みたいのに、いま持ち歩いている本にイマイチ集中できない、という状況は極めてもったいないです。
読書的チャンスロスといっていいでしょう。
そういうもったいない状況を避ける手段として、今回は並行読みという読み方を紹介してみました。
読書という趣味のなかで複数の選択肢を持つことで気分的にも楽になりますから、読書習慣が身についていないという方にこそおすすめしたい読書法です。
簡単に言ってしまうと、飽きたときの逃げ道を用意しておくという読書法になります。
なかなか読書に集中できないという方は、ぜひ試してみてください。おすすめですよ~。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
つみれ
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