こんにちは、つみれです。
先日、マナブさんの『億を稼ぐ積み上げ力』を読みました。
読むと、とにかく「行動すること」、「継続すること」の大切さがわかります。
わかっていてもなかなか「行動」「継続」できない!そんなときにおすすめの一冊です。
それでは、さっそく感想を書いていきます。
作品情報
書名:億を稼ぐ積み上げ力
著者:マナブ
出版:KADOKAWA (2020/9/25)
頁数:240ページ
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目次
「行動」と「継続」が大事!
私が読んだ動機
以前からマナブさんのブログやYouTubeを見ていたのですが、2020年9月に本を出すとのことだったので楽しみに待っていました。
こんな人におすすめ
- 「行動」や「継続」ができず困っている
- モチベーションを上げたい
- 成長する最短の方法を知りたい(裏ワザではない)
- とにかく読みやすいビジネス書を探している
親しみやすい文章や言葉遣い
本書、文章や言葉遣いが親しみやすくて、とにかく読みやすいです。
一番のおすすめポイントはここかもしれません。
カッコつけて難しい言葉をつかおうとせず、どれだけ読者に伝わるかということを明確に意識していることがわかります。
かなり独特の言葉遣いも魅力ですね。
何も挑戦せず、何も行動しなかったら、ずっとレベルはゼロのまま。
ポケモンでいえば、ずっとマサラタウンの人生です。
『億を稼ぐ積み上げ力』、p.37
この表現はシビれましたね。
「マサラタウン」は、ゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』で最初に登場する町です。
他にも「強くてニューゲーム」というワードを効果的に使ったり(『億を稼ぐ積み上げ力』、p.36)など、ゲームに親しんできた世代に刺さる言葉が使われていて、楽しみながら無理なく読み進めることができますよ。
目次からおもしろい
本書、とにかく「目次」からすでにおもしろいんですよ。
ついつい本文を読みたくなってしまうような「中身が気になる目次」になっています。
“高速で成長する「スーパーサイヤ人理論」”(『億を稼ぐ積み上げ力』目次、p.11)とか書かれたら、読みたくなっちゃいますよね。
大事なのはまず行動
本書のなかでマナブさんは、成功するために大切なのはとにかく「行動する」ことだと繰り返し言っています。
本書のなかでも触れられていますが、私のような凡人からすると、ついつい下記のように思ってしまいます。
世の中には、「稼いでいる人=頭がいい」という思い込みを持っている人が多いようです。
『億を稼ぐ積み上げ力』、p.156
でも、それは違うよ、と本書は言います。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ではありませんが、1本のヒットの裏には多くの失敗があるもの。
とにかく行動し、チャレンジ回数を増やすことが大事。
この箇所を読んで、たくさん行動してチャレンジ回数の分母を増やすことが大切なんだな、と思いました。
「頭の良さが大切」と言われるとなかなかハードルが高いですが、「行動が大切」と言われるとなんだか自分でもできるような気がしてきますね。
そして継続すること
マナブさんは、何かを達成するには「継続する」ことが大事だと言っています。
本書の第一章の最初の項でいきなり「継続のコツ」を説いているほど、継続することの大切さを強調しています。
「成果が出ない」「キツい」などマイナスの要因があると、継続へのモチベーションも下がってしまいますよね。
本書では、こういったマイナス思考をとっぱらえる「継続のコツ」が紹介されています。
朝起きたら、何があっても、絶対に〇〇をする
『億を稼ぐ積み上げ力』、p.5
本書のエッセンスを凝縮した一文です。
この「継続のコツ」、たしかに驚くほどカンタンなことなのですが、自分に当てはめて考えると意外とできていない・・・!
やりたい作業に対してハードル高めの壁を感じてしまっているから、ついダラダラしてしまう、なんてことは私もよくあります。
ひどいときは、「もう明日でいいか!」と考えがどんどん楽な方に流れていってしまいます。
「着手するまでのダラダラ」や「やるかやらないかで不毛に悩む」といった無駄をなくし、「継続」に繋げていく有効な方法について本書は案を出してくれていますよ。
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「勉強」はコスパ最強
勉強をすれば人生が楽になる、と本書は言っています。
この勉強に関しても「行動する」ことを意識するとより効果的。
つまり、実際に行動しながら、わからないところが出てきたら調べる、という勉強方法です。
これは本当に心に響くところがありました。
たしかに、試験勉強をするときも、ただ教科書を頭からひたすら読んでいくのと、問題を解きながらわからないところを調べていくのとでは、後者のほうが圧倒的に効率がいいですよね。
他にも本書では、「勉強時間を生みだす方法」「無駄な勉強はするべきか」などについて触れられていて、大変有意義でした。
以上のような勉強の有効性に対して、「コスパが良い」(『億を稼ぐ積み上げ力、p.101』)という表現を使っているのがとてもユニークでキャッチーですね。
行動への意識付け
勉強をすれば人生が楽になるのに、大半の人がそれをやっていない、と本書は言います。
なにかと自分に言い訳をして、やるべき作業を後回しにしてしまう。
大部分の日本人はそんな感じだ、と本書は言うのです。
たしかに私もブログのカスタマイズを勉強しようと思っていたのに、ついつい好きな読書を始めてしまう、ということがよくあります。
これを回避する有効な方法が紹介されていました。
それは自分を軽く追い込むことです。
- 「いきなり有料セミナーに参加してみる」(『億を稼ぐ積み上げ力』、p.201)
- 「いきなり有料のオンラインサロンに入ってみる」(『億を稼ぐ積み上げ力』、207)
これは、セミナーやコミュニティで有効な知識や技術が身に付くという以上に、使ったお金を無駄にしたくないという意識が働くので、自分が「行動する」動機付けになるよ、ということでした。
セミナーやコミュニティで、自分の先を行っている先輩の存在を直に見たり、同じくらいのレベルの人の頑張りを見たりするのも、モチベーションアップに繋がりますね。
こういう行動への意識付けは、「勉強」「継続」の上で大事なことだなと思いました。
親しみやすいマナブさん
私はブログを始めた当初から、マナブさんのブログを読んで、ブログについて勉強してきました。
なので、本書が発売になると知ったときに、「買って読んでみよう」となったわけですが、とにかくこのマナブさんがスゴイ。
ブログやYouTube配信からの収益で年収1億円プレイヤーになったスゴイ人なのですが、また人柄が親しみやすい感じなんですよ。
僕は、かなりの「メンタル雑魚」を自認しています。
『億を稼ぐ積み上げ力』、p.141
「メンタル雑魚」というパワーワードでご自分のことを説明されていて、この「雑魚」というマナブさんの言葉のチョイスがジワジワきます(笑)
また「僕の数々の雑魚エピソード」という見出しの箇所では、実にさまざまな経験を語ってくれています。(『億を稼ぐ積み上げ力』、p.68)
これが本当におもしろくて、もう夢中で読んでしまいましたね。
こういうエピソードを読んでいると、自分がスゴイと思える人も案外雲の上の存在ではなく、自分と地続きで繋がっているのかも、と思わせてくれます。
まあ、実際は雲の上なんですが・・・。「親しみやすい」というのも、私が勝手に親しんでいるだけです(笑)
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終わりに
とにかく、「行動すること」の大切さが分かる本です。
技術的なことも書いてありますが、それよりも大事なのは心構えの部分かなと思いました。
上記に取り上げたのは、本書の魅力のうち、私に刺さったほんの一部分ですが、興味があればぜひ読んでみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
つみれ
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